"ONE SHIRT ONE KILL"

2017年08月18日

昨日のDESIGNのブログの続きを書く前に洋服の作り方についてちょっと書きます。


洋服は、大きく分けて、


パターン


生地


縫製


デザイン


の4つに別れて製作されています。


その中の一つ”パターン”とは、製図。



大工で言うならば設計図だ。



その設計図が大事で、当たり前だがその設計図次第で出来が全て変わる。



と言っても、専門学校に行ったにも関わらず、毎日のようにクラブに繰り出し、遊び呆け学校に行けば椅子を四つ並べてベットを作り寝ていた僕には全くと言っていいほど理解不可能。



現在に至る今も、パターンを見てもさっぱり。



本当にそれで洋服作ってんのかよ?と言われれば間違い無いのですが、


僕にとっては、全く必要なしの技術。



なぜなら、周りに優秀な人材が揃っていて僕自身ができるようになる必要が全く無いから。



周りのみんなありがとうでございます。



そりゃパターンを書けるんなら書けた方がコストも削減できるし、自分で自由自在になるんだから越したことはない。



でも、わざわざそんな高等技術に時間をかける暇なんてこれっぽっちもございませんし、まずやってみたいと思わない。



そんな奴はやらない方が身の為、BEAT.F.P.Gの為です。



と言うことで、技術者に偉そうにあーしてくれこーしてくれと駄々をこね続けてBEAT.F.P.Gの洋服は出来ています。




本当にみんなありがとうでございます。



人脈は力なりですね。



友達がいっぱいいる性格に産んでくれた母ちゃんありがとう。




話はそれましたが、パターンは製図。


そんなパターンに合わせて僕はデザインしていきます。


昨日のDESIGNブログで見せた柄は、シャツに合わせて攻め込みました。

家具が人一倍好きな僕の趣味は、インテリア品のネットサーフィン。


いつも通り岡サーフィンしていると、目に留まったのがこいつ。


多分昔の家具のビンテージ風リメイク?なのかな。


物自体はあまり好きな形ではないのでスルーしていたんだが、



柄がやばい。



古臭さもあり、不思議な感じもして魅力的。



多分時代を遡って見つかったデザインでしょう。



こういう昔ながらの柄は、生き物や宇宙と言った自然界から創造されたものが多い。



何故なら物の少ない時代。



自然からヒントを持ってくるしかなかったからだ。



何を思ってこの柄を作ったのかは不明だが、僕には羽根が生えた生き物を想像させる。



これを洋服にもってこれないか。



そんなとこから始まった今回の企画。



この柄を少し変え、シャツのデザインにもっていきます。



この柄が腰回りにぐるっと回ったならば、そりゃもう最高でしょう。



その柄がジャケットから見えてくる感じは、フルボ○キ間違いなし。



その柄のプリントももちろん自分でやるのでこれまた大変。


一周巻くことにより、1MMのズレも許されないでしょうから。



と言うことで非常にめんどくさいですが、




”良いモノ”



を作るためにはしょうがない。




でも、この柄を生地に染み込む専用インク”染み込みインク”でプリントし、



ワンウォッシュして生地とプリントを馴染ませ、



ゆるい感じで着れるならそれはもうドキドキです。




確実にやばいものが出来る前の胸騒ぎです。





そんなこいつは9月リリース予定。




是非、期待して頂きたい。







それを前に、もう一個面白いものを考えています。




それがこちら。



レタリングシリーズ。


”Dear Everyone In Japan”


"Kill The Trend.Classic Comes First."



BEAT.F.P.Gが掲げるコンセプトです。



これもシャツに。



そう。




今年のシャツは、




色々なやり方で、”他には無いもの”を作ります。



何もしない方がカッコイイモノを除き、



した方がいいモノは色んなやり口で面白くします。



2017 A/W BEAT.F.P.G


のシャツのテーマは、





ONE SHIRT ONE KILL







このレタリングの意味、シャツにどう入り込んでくるかは、



それはそれでまた長くなるので、明日のブログで。




DIRTY JOKE&CO.

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